中学の頃。
一人の面白い男が存在した。
そいつが「晴(せい)ちゃん」だ。
本名は「晴二(せいじ)」と言うので、「晴ちゃん」はあだ名である。
この晴ちゃん、他にも数々のあだ名があった。
何となく「郷ひ〇み」を汚くした感じに似ているので、
「ヒロミ」
その後、どちらかと言うと「若人あ〇ら(現:我〇院達也)」だろ〜という事で、
「アキラ」
ある日の給食の時間。
その日のメニューは詳しく覚えてないが、デザートはフルーツポ〇チだった。
別に伏せ字にする事はないか。
晴ちゃんは給食を取り終え、それを自分の机に置いた後、少し席を離れた。
その際、せいちゃんのフルーツポンチにハエが止まった。
それを偶然にも目撃したクラスメートが、戻ってきた晴ちゃんに、
「晴ちゃん、フルーツポンチにハエが止まってたぞ!」
と、話した。
そして、ペロリのお時間。
クラスメートの話を一切無視し、晴ちゃんはフルーツポンチに手をつけた。
「うわぁ〜晴ちゃん、フルーツポンチ食ってるぅ〜!」
あるある〜。
ズンツッツ、ズンツッツ。
晴ちゃんのあだ名がハエ、晴ちゃんのあだ名がハエになっちゃったよ〜。
……そのまんまセヨ。
確かに人間離れしてる面白いヤツだったが、もうちょい人間扱いしてやれ。
ひょんな事からイジメが始まる。
ガキって残酷だよな。
変に晴ちゃんを哀れまないように。
余計に今の晴ちゃんがヘコむだろうから。
実は、俺が晴ちゃんだったっていうオチはないからな^^